A班
A班では植物に興味を持ち、環境の違いによる形の変化に着目して研究を行いました。

研究の目的
都市と郊外では色が異なるカタバミに見られるように、植物は同じ種でも環境が変わると見た目が変化することがある。ラセイタソウが海の近くと山の近く両方に生息していることを利用して、環境によって形が変わるかどうか調べた。

方法
- 山と海、それぞれ3地点からラセイタソウを採取した。
- 葉の縦幅、横幅、虫食いの数を測った。
- 条件を揃えるために、背丈が45〜55cmの株の上から3枚目の葉を計測した。

結果と考察
- 海より山の方が葉が大きかったが、形は変わらなかった。
→山の方が栄養や日当たりなどの条件が良いからかもしれない。


- 海ではちぎれた葉が多く、山では虫食いの数が多かった。
→海では風や動物、山ではいもむしなどの影響が考えられた。


質疑応答の例
Q.虫食いがあったということだったが、実際にいもむしはいたのか?また、種類は一種だったか?
A.1匹だけついていたのを確認したが、確認できたのはそれだけで、何種類いるのかはわからなかった。
Q.海と山、どちらにたくさん生えていたか?
A.海の方は一塊に、山の方はまばらに生えていた。
B班
B班では虫の行動に興味を持ち、複数の虫で虫除けへの反応を調べました。

研究の目的
虫除けにはさまざまなタイプがあり、どのタイプの虫除けが最も効くのか、また生物の種類によって虫除けに対する反応が違うのか調べた。また、目的に応じて効果的な虫よけを選択することで自然への負荷を減らせると考えた。
方法
- アリ、ダンゴムシ、バッタ、クモの4種類の生物とスプレー、ハッカ油、トンボの模型の3種類の虫よけアイテムを用いた。
- シャーレの中に湿ったティッシュと虫除けアイテムを入れた。
- それぞれのエリアに線を引き、エリアをまたいだ数、初めにどこにいたか、1分後にどこにいるかを測定し嫌がり具合を調べた。

結果と考察
- アリが境界線をまたいだ回数が多かった。
→どちらのエリアにいるか、ランダム性が影響するのでアリでは考えない。

- 予想に反してどの虫除けアイテムも嫌がられなかった。
→最初の移動だとランダム性が影響するため虫が落ち着いたと考えられる1分後のエリアを観察することにした。

- ダンゴムシはスプレー、ハッカ油を嫌がり、トンボは全ての生き物から嫌がられた。
→嗅覚や視覚が生き物によって異なることが影響しているかもしれない。

質疑応答の例
Q.生き物は1匹ずつ使ったのか?もしそうなら、たまたま起こった現象も結果に含まれてしまっているのではないか?
A.その影響を排除するために、1匹ずつ数回実験を行なって確かめている。
Q.結果から考えると、目的に書いてあった自然への負荷も少なく効果が大きい虫除けは?
A.トンボが効果的で、自然にも優しいと考えられた。
C班
C班では花の形について興味を持ち、生き物との関係について調べました。

研究の目的
花の形に興味を持ち、調査してみたいとの考えから研究を行なった。モンシロチョウなどは花の蜜を吸っているが、花はどのように虫を呼んでいるのか気になった。また危ない虫が集まってくる花が分かれば事前に危険を避けることができると考えた。
方法
- 1種類の花に対して3サンプルを採取し、花の横幅と奥行き、おしべとめしべの長さ、色、接触種などについて調べた

結果と考察
- 花の横幅と奥行きは比例した。

- 花の大きさとおしべやめしべの長さは比例しなかった。

- 大きさ以外に生存のための戦略があるかもしれない
→花の色や花に近づく生物に着目して調査! - 以下の生き物が花に近づくことがわかった。


- カメムシ→イネ科植物の汁を吸いに来た?
- アリ→虫が出す蜜を食べに来た?(カイガラムシなどとの共生関係かも)
- カナブン→ガザニアに寄ってくることから、大きな虫は大きな花へ寄ることが考えられた。
- カツオブシムシ→白色に惹きつけられる性質があり、ドクダミの白い花に惹きつけられた可能性がある
質疑応答の例
Q.大きい花には大きい虫が寄るということだったが、小さい虫は大きい花には寄らないのか?
A.大きい花にはチョウも来ていたので、大きい花に来るのは大きい虫だけではなかった。
Q.海側からも花は取れたのか?
A.海側からは海からは取る事ができなかった。

コメント