【参加者の声】自由研究プログラム2025 in南房総市

今年5月、南房総市にて開催した自由研究プログラムにご参加いただいた方からイベントに参加したきっかけや感想などを頂きました!
記事の後半では参加スタッフの感想もお届けします!!

目次

参加者の声

参加のきっかけ

プログラム参加のきっかけは、友人から楽しそうなプログラムがあるよ、とSNSを見せてもらったことです。昆虫が大好きな息子が一日中虫に触れることが出来るなんて、幸せだな!と思い、『虫について色々学んだり、調べたり出来るよ』と伝えたところ、行く!との二つ返事でした。

プログラムの内容について

今までに参加したキャンプは楽しむことに重きを置いたものでしたが、ホームページを拝見して『次世代を担う子どもたちの科学的思考力を養うこと』という文字に魅力を感じました。

事前にオンラインで説明会があり、子供の生活状況のみならず、どういうことに興味があり、どういったことを学びたいか、といった今までにない質問を頂き、こちらがしどろもどろになるくらいでした。

そして、画面越しではありますが、スタッフの皆さんの温かいまなざしに、嬉しさを覚えました。

合宿最終日に研究発表会があり、スタッフの皆さんとお話しする機会を頂きました。自分と二周り近く離れたスタッフの方でしたが、自分が20代の時にこんなにしっかりできていたかな?と思うほどしっかりしたスタッフの方がたくさんいらして、驚きました。

そしてもっと驚いたのは、発表をするわが子の姿です。持参したノートには、研究内容に関するメモがびっしりとしたためられており、考えたことを自分の口でしっかり説明する姿は、まさに自分で考えて生き抜く力をつけた子供の姿でした。考え抜いて答えをだすということが、いかに難しいことか、そして、それが今後の人生においてどれだけ大切なことか。

そのようなことを自然と身に着けられる素晴らしいプログラムでした。

プログラムを終えて

帰宅後も、あれしたよ、これ楽しかったよ、と話してくれることが多くあり、本当に楽しかったのだなと、嬉しく思っています。

どのスタッフさんも皆さん優しく、エネルギッシュで、将来子このスタッフさんのように成長してほしいと思う方ばかりでした。

またぜひ参加させて頂ければと思っております、

この度は貴重な体験をありがとうございました。

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研究発表後の一枚。

参加者の声 ー河合さんー

初参加への思い

私は、代表の奥山さんに声をかけていただくまでは、千葉大NESOという団体について全く知りませんでした。「小学生と一緒に自由研究をするプログラムがあるんだけど、興味ない?」とのお誘いで、子どもが好きという気持ちと、純粋に楽しそうだと感じたことから、気軽な気持ちで参加を決めました。

しかし、会議への出席や資料作成といった準備を進めていく中で、私のその意識は大きく変わることになりました。お子さんたちを1泊2日で安全に預かり、調査と研究を行い、最終的にはお子さんと保護者の方の両方に「参加してよかった」と思って頂かなければなりません。その責任の重さと大変さを、ひしひしと感じるようになりました。
正直不安な気持ちは大きかったですが、周りのメンバーがとても頼りになり、過去の経験を活かして未経験のメンバーを引っ張り、プログラムの準備を進めてくれました。私も自分にできることを精一杯やり、少しでも貢献できるよう努めようと決めました。

成長の2日間

子どもたちと同じくらい、あるいはそれ以上に緊張して迎えた当日。年齢も住んでいる地域も違う個性豊かな子どもたちがチームとなり、協力し、意見を出し合いながら研究を進めました。集中力が切れてきた子に優しく声をかける子、ノートが真っ黒になるまで気づいたことを書き込んでいる子、直前まで夢中で遊んでいたのに、切り替えて一瞬で集中する子。それぞれの子どもたちには沢山の長所があり、全員が本当によく頑張っていました。
2日目の発表会では、一生懸命に発表する子どもたちの姿に、不覚にも泣いてしまいそうになりました。親御さんと離れて過ごしたこの2日間は、12人の子どもたちそれぞれが大きく成長できた時間になったのではないでしょうか。そして、それ以上に、私自身の方が子どもたちから多くのことを学び、成長させてもらったように感じています。

今後の活動に向けて

大学に通っていると、小学生と関わる機会はほとんどありません。今回子供たちの姿を実際に目にして、子どものなんでも吸収するパワーに驚きました。その貴重な時期に、このような経験をさせてあげられる保護者の方々は本当にすばらしいと思いました。

今回私は、買い出しや料理、メンバーと子供たちのサポートチームとして働かせていただきました。学んだことを生かし、今後も様々な形で千葉大NESOの活動に関わり、貢献したいと思っています!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次のイベントでお会いできるのを楽しみにしております。
全力で準備をして、皆様をお待ちしております!

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だるまさんが転んだをしている様子。
遊ぶ時は遊ぶ!切り替えも大事です。

参加者の声 ー山北さんー

プログラム参加にあたっての印象

今回私は学生スタッフという立場で参加させていただくにあたって、塾講師のアルバイトで子供と触れ合う機会が多かったので子供と接することへの不安などは特にありませんでした。しかし普段とは異なり教科の内容を教えるだけではなく、子供たちと共に実験をして研究を行い発表をするため、うまくいくか不安でした。

また、子供達が「研究」という字面から難しく考えすぎてしまうのではないのかという点も不安を感じていました。ですが、子供たちと触れ合うことで自分も何か学んで成長していきたいと考えイベントに臨みました。

参加しての感想

私の中ではかなり満足度の高いイベントだったと振り返ります。特に不安に感じていた実験・研究・考察の流れに関しては、子供たちと熱く議論しながら進めることができて、すごく元気をもらいました。
さらに初めはなかなか研究に取り組むことができなかった子も、時間が経つにつれて学生スタッフの距離が近くなり、一丸となって真剣に研究に取り組み成長していくのを肌で感じることができて、とても嬉しく思いました。

また、興味を持つことが学力向上の第一歩であり、子供たちに興味を持ってもらうことが私たち大人の勤めなのかもしれないと感じました。これを踏まえ、これからも一層千葉大NESOでの活動に注力していきたいと思います。

これからに向けて

私自身も子供の頃に自然体験が多かったわけではないため、今振り返るともう少し自然と触れ合う時間・機会が欲しかったなと感じています。
感想と関連しますが、イベントを通じて自然と接する機会が少ない子供に自然と触れ合う機会を提供することの重要性を実感し、千葉大NESOでの活動を通じてそのような機会を提供・維持していければと思います。

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研究もいよいよ大詰めへ。
みんなで座って相談中です。

アンケート結果

最後に、アンケート結果です!
今回のイベントでも高い評価をいただくことができました。イベントを通して頂戴したご意見を取り込み、より良いイベント運営を目指して参ります。

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保護者のアンケート結果
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スタッフのアンケート結果
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