まちづくりスポット稲毛とは
まちづくりスポット稲毛は、人と人が出会う場をつくり
市民・NPO・企業・行政が連携をしながら
「まちを元気にする活動」地域づくりに取り組んでいます。
地域に住む人々がお互いを思いやり共生する豊かな社会を地域住民らが活動し、つくりだすことを応援しています。
そんなまちづくりスポット稲毛が力を入れている取り組みのひとつが、小学生向けの「土曜日学校」。理科の実験や自然観察、クラフト体験など、子どもたちが楽しみながら学べる体験型講座を毎月開催しています。子どもたちの「なぜ?」「やってみたい!」という気持ちを大切に、自分で考え、行動する力を育てています。
千葉大NESO × 土曜日学校!
今回、NESOは「土曜日学校」で2回の講座を担当させていただきました!テーマは「命について考えよう」「生きもののつながりについて考えよう」。昆虫標本づくりや植物スタンプラリーを通して、子どもたちに「生きものって面白い!」と感じてもらえるよう工夫しました。
実施概要
参加者数
・7月12日@小中台校:20名(小1~小6)
・7月26日@稲毛校:16名(小1~小6)
スタッフ
・7月12日
奥山 (千葉大学大学院 博士1年 生物学コース) たかひら 代表
横井(千葉大学大学院 修士2年 生物学コース)よこぴー 副代表
新中 (千葉大学大学院 博士1年 生物学コース) しょうたろう
川守田 (千葉大学大学院 修士1年 生物学コース) もりたん
本郷 (千葉大学 学部4年 生物学科) ほんごう
・7月26日
横井 (千葉大学大学院 修士2年 生物学コース) よこぴー 副代表
新中 (千葉大学大学院 博士1年 生物学コース) しょうたろう
戸髙(千葉大学大学院 修士2年 生物学コース)りんたろう
山北 (千葉大学大学院 修士1年 生物学コース) やまっきー
原田 (千葉大学大学院 修士1年 生物学コース) たくみ
7月12日:昆虫標本ワークショップ
授業では、まず野外観察前に「危険な生きもの」について学びました。毒を持つ理由は?すべての生きものが毒を持っていないのはなぜ?みんなで一緒に考える時間です。
その後、公園で生きもの探し!アゲハチョウやシャクトリムシなど、身近な自然にたくさん出会いました。

教室に戻ってからは「生きものとロボットの違い」についてディスカッション。

そこからバイオミメティクスと呼ばれる生きものを利用して人間の生活に役立つものを作る技術に触れ、いよいよ昆虫標本づくりへ!チョウや甲虫をていねいに広げて、命に感謝しながら標本を完成させました。

7月26日:植物スタンプラリー
この日のテーマは「生きもののつながり」。ことわざ「風が吹けば桶屋が儲かる」をヒントに、生きもの同士の関係性を学びました。

後半はスタンプラリー形式で、植物園をめぐりながら植物や虫を探しました。

見つけたらクイズに挑戦!クイズに正解するとスタンプをゲットできます。子どもたちは図鑑やパソコンを駆使して楽しんでくれました。


感想・ふりかえり
今回の土曜日学校は、これまでの活動のように「生きものが大好きな子」だけでなく、さまざまな興味・背景をもった子どもたちが参加してくれたことが特徴でした。
「生きものは苦手…」と言っていた子も、標本づくりに夢中になったり、スタンプラリーで大盛り上がりしたり。NESOの目指す「自然体験を通じて“生きもの好き”を育てる」という目標に、また一歩近づけたように感じています。
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