新年度を迎え、新しく千葉大NESOに参加したメンバーの自己紹介をしていきます!今回は、修士2年の高本龍真さんに自己紹介をお願いしました。会議では的確に問題点を指摘してくれますし、後輩をよく気にかけているとても優しい先輩です!そんな高本さんの生い立ちに迫ります。
プロフィール

高本龍真(たかもとりゅうしん)
・2000年6月21日生まれ
・千葉大学理学部生物学科 卒業
・千葉大学大学院生物学コース 所属
ひとこと
初めまして、千葉大学大学院1年の高本龍真と申します。小さな頃から自然が好きで、よく祖父とともにカブトムシ採集に出かけていました。生き物好きは現在も続いており、ペットのヘビ・カエル・イモリとともに生活を送っています。趣味は料理をすることで、大学1年生の時からずっとキッチンアルバイトをしています。美味しい賄いのおかげですくすくと横に成長しています、、、
生い立ち
幼少期のことを振り返ることはあまりありませんでしたが、改めて思い返してみると、私も皆と同じように自然が好きな子どもだったのだと気づきました。
幼少期の環境
熊本県出身の私は、比較的自然に恵まれた環境で育ちました。母方の祖父母は農家で、田植えや虫取り、筍掘りによく連れて行ってもらいました。庭で火を焚いて筍を茹でるときには火の番をするのが好きで、祖父によく「火が好きな子は小便を漏らすぞ」とからかわれたのを覚えています(笑)。父方の祖父母も農家で、携帯の電波が入るかどうかというほどの山奥に住んでいました。そこでは鹿や猪を見かけるのは日常的なことで、親戚と虫取りに出かけては、カブトムシやミヤマクワガタを捕まえて楽しんでいました。
こうして振り返ると、私の生活は常に生き物に囲まれていました。生物学を志したのも、ある意味で必然だったのかもしれません。幼い頃に思い描いていた「昆虫博士」や「動物博士」とは少し違う道を歩んでいますが、それでも生き物について学ぶことは楽しく、今も変わらず夢中になっています。
生物学の面白さ
生物学の面白さ、それは「なぜ?」を探求できることだと思います。小さな頃カブトムシを見て、「ツノが長くてかっこいい!」や「カチカチで強そう!」と思ったことのある人は多いはずです。これらの感心の一歩先には「なぜツノが長くなるの?」や「なぜ硬いの?」といった「なぜ?」が存在します。この「なぜ?」を明らかにしてくれるのが生物学です。自分の興味関心を子供心忘れずに探求することができる学問の一つが生物学であり、その面白さだと思っています。
おわりに
自分の「好き」という気持ちを、大切にし続けてください。好きでいることは、何よりも強い原動力になります。もしかすると、周囲から理解されず、「変わっている」と言われることがあるかもしれません。昆虫や生き物が苦手な人から否定的な言葉をかけられることもあるでしょう。それでも、あなたが好きだと思う気持ちがあるなら、それだけで十分です。その「好き」は、いつか大きな発見や新しい可能性につながるかもしれません。好奇心のままに学び、挑戦し続けることで、世界が広がっていきます。
「好き」という気持ちに理由は要りません。ただ好きだからこそ、続けられるし、突き詰めていくことができるのです。今は分からなくても、大人になったときにきっと「好きでいてよかった」と思える日が来るはずです。どうか、自分の可能性を狭めないでください。
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